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困難な状況は人間の能力を高める

日記とエピソード

 

2021年6月25日

鼠蹊部の筋膜性疼痛、

身体の筋肉痛強め

 

 

2021年6月28日

父 誕生日。

珍しく私の部屋に椅子を持ってきて父が座って

2人で語った。

 

午前中は体を起こしていられた。

 

夕方〜夜 発熱

腹痛あり

 

 

夜眠れると午前の調子が良くなると思う。

 

 

 

デザインミーティング

 

校正が上がってきて

とてもよい印象を受けた。

 

完成までのプロセスを、1人ではなく

誰かと一緒に歩めるのは非常に嬉しい。

 

 

 

2021年6月29日

夜中〜腹痛

発熱

 

38度越え

 

朝は37.9度まで下がっていた

 

腹痛という症状だけは身体で感じたけれど、

まさか熱があるとは思わず。

 

母に熱測ってみて

と言われなければ

気づかなかった。

 

 

 

ひとりではないこと に安心し過ぎてはいないか

振り返ってみた。

 

周りのサポートを当たり前と思うのは

絶対に良くないから。

 

もし1人だったら

もし全てを自分でやらなきゃという状況に

置かれたらどうする?

 

と、問いかけてみた。こういう問いかけはたまにする。

 

 

困難な状況において人間は、元から備わっている能力以上の力を発揮すると言われている。

 

私もそれはあると思っていて

辛いことや大変な時にこそ限界は破られると思う。

 

 

どうしてもこの大学に行きたい、

もういちど走りたいという想いや目標は

幾度となく私の心を強く支えてくれたし、

 

失敗して立ち直る経験は何度もしてきた。

 

 

中学生の頃のソフトテニスの経験でいうと、

エピソードとして大きかったのは

地区の3連覇がかかる大会の準々決勝。

 

相手ペアにファイナルセットまで持ち込まれて、スコアは相手が一点取ればこちらの負け。

こちらの点数は1点しかない状況。

 

ひとつのミスも、恐れも

命取りな緊迫した状況だった。

 

 

そんな状況から、伝説の逆転劇が始まる。

 

1点、また1点と追いついていった。

 

相手は、いくら攻めたコースに打っても良い心理状態。

思い切り打ってミスしても 勝つ確率は高い有利な状況。

 

 

一瞬、負けた時の絵が見えたのを今でも忘れない。

それでもあきらめず私を支え、大丈夫だ、と言い続けたペアの友人。

 

 

そう、結果私たちは勝つことができた。

 

 

 

スコアも分からないくらい夢中だった。

勝ったことも、審判が椅子から降りるまで分からなかった。

 

 

この大会では3連覇を果たし、1年生のころから数々の大会で入賞・優勝してきた私たちの肩の荷がおりた時、安堵の涙が流れたのを覚えている。

 

勝利の裏には

お互い様々な葛藤があったんだなと思う。

 

 

他校の監督からも注目され、応援される中

大きなプレッシャーを感じて

攻めるテニスというプレースタイルから、

いつの日か守りに入ってしまい、

「らしいプレー」ができなくなった気がする。

それは周りも気づいていたと思うのだけど。

 

 

最高のペアである友人とは、今でも

強い絆で繋がっている。

 

強さとしなやかさを持っていて、

まさに

不可能を可能にする』人。

一緒に限界を超えられて幸せだった。

 

 

当時は部活と学校生活が楽しくて

部活となると人が変わるような人間だった。

普段はゲラなので、箸が転がっても笑うというのが私の印象。

 

 

話は今に戻って、能力の話。

 

 

もし1人でアパートで車イスで暮らしていたらどうする?

 

 

不思議と想像できないことはなくて、

今の障害者制度を利用してヘルパーさんを利用すれば、何とか生活できると思う。

 

生活することがリハビリになるとも考えられている。

トイレに行って、シャワーを浴びて、ご飯を食べて、最低限のことは出来ると思う。外出は誰かの力をかりて生きる。

 

。。。

 

でも、まだそのレベルではないことを実感するとともに、

トイレやお風呂場の環境が中々整わない状況をもどかしく感じる。

 

 

毎日のルーティーンを増やすためにも、

自宅で出来るリハビリはたくさんあると思うから、暮らす環境も大事。ということ

 

 

自分だけの力ではどうしようもないことも、

周りのチカラが自分を変えてくれることは多い。

 

 

何事も、

根底には『感謝』という想いがあることを忘れてはいけないのだということを実感し、改めて問いかけてよかった と思った。

 

 

私がこの記事でいう「リハビリ」とは、

あくまでも車イスで生活する力をつける

という意味のリハビリです。

 

私は、まずはアクティブに動き回れるように、

今のベッド上という環境から一歩、二歩と脱していかなければなりません。

 

 

CRPSという病気を、自分の生活トレーニングだけで治るとは思っていません。PT(理学療法士)さんやOT(作業療法士)さんの力と、一緒に病気のことや生活のことを考えてくれる医師の存在が大きいと思っています。

 

 

 

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根っこがだいじ

 

 

 

今日もお疲れさま。

いつも有り難う。

 

 From oli

 

 

 

 

 

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この記事を書いた人

oliのアバター oli クリエイター

心動く瞬間を伝えるライター・デザイナー
疼痛勉強家
CRPS(複合性局所疼痛症候群)にて闘病中
暮らしのあれこれや闘病記録を残しています

コメント

コメント一覧 (1件)

  • こんばんは
    困難な状況じゃないと気がつけないものですよね
    順調なときほど視野が狭いものですから、、、

    自分の周りにあるモノを大事にしてくださいね
    それが本物ですから

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