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想像力の大切さ〜闘病して気づいたこと〜

2020年2月16日

昨日は疲れ果ててCPMできなかった弱い自分が嫌でした。

でも、今日はその流れもわかっていたから、

車イスに乗って食事する前に

CPM(膝の運動機器)をお願いしました。

理想通りのスケジュールでやってくれました。

看護師さんありがとう。

10時55分

CPM

5分間

50〜60度

慣れてきたのか、初回よりも「痛い」と言う回数やうめき声が少なくなったように思います。

慣れた?いや、

痛みが減ってくれた。。。かも。

それでもやはり痛いことをやる!というのは大変だと思いました。

11時過ぎ

フェントステープ貼りかえ

そしてその頃両親が来てくれました。

昨夜職場の上司からいただいたLINEを母に見てもらって、一緒に泣きました。

12時すぎ〜昼食

リクライニング車イスに乗って

背もたれを倒して、足の角度も微調整してもらっておかゆを食べた。

日曜は看護師さんたちの人数が少ないから大変そう。でもリハビリの約束だったので遠慮なくお願いしました。

12時30分トイレへ。

車イスに座っていて、鼠蹊部や膝が

痛いなりにトイレに行くまでは良かったです。終わるころ、すでに足は限界。

左の痺れ。色。

よく耐え頑張った。。。

しかしここからが問題でした。

移乗するにもどこもかしこも痛い。

「道具じゃないんだ。

ちゃんと運んでくれ。」

トランスファーが下手な新人看護師さんと、

チームが違う看護師さんの2人でした。

(同じ病棟でも、チームが違う患者の状態や情報はほとんど得ていないので、ちゃんと伝えないと介助がうまくいかないことが多い。)

便座でオムツや病衣を履かせてもらうところから車イスに移乗するまで、どの流れも最悪でした。

膝は痛い、体幹グラグラ、胸郭の痛み、苦しさ、脚へのダメージ

何を言ってもうまくいかず、楽にもならず

「痛い!!!!」

ポジション云々はいいからもう

「早く部屋に運んでくれ!」

と半ギレで言いました。

ポジショニングはグダグダ。

障がい者の扱い方としてはほんとに最悪でした。

病室に入ってから

むかえの人のベッドに車イスがぶつかるも、

謝りもせず、、、

びっくりしただろうに。

ぶつかった衝撃で私の頭は、真っ白。

配慮が足りなすぎる!!!

無くていいはずの痛みを発生させられ、

痛い!!!と何度叫んだか。

ベッドに運んでもらう時も

「史上最悪のトランスだ」

と叫びました。

背中が痛い。

左の膝関節がさけんでいる。

私はどうしようもなく、

看護師さんに対して

「母がやるからもういい」と言いました。

側臥位になり、

安楽姿位になりました。

母の方が何倍も上手かった。

怒りの崩壊寸前でした。

今思えば、あの方々の下手さや扱いの雑さに

笑えてきます。

キツく当たったけれどとてもスッキリしました。

トイレでお通じも出たし

今日のノルマ達成!という嬉しい1日のはずが、メインの出来事は気分の悪い嫌なことに変わった気がしました。

もちろんその看護師さんたちに悪気はないことも知っているし、お世話してくれているので

人を否定はしません。

めげずにまたトランス介助しに来て欲しいです。彼女の成長のためにも。そして、ほかの患者が私と同じような思いをしなくていいように。

きっと 気持ち の部分も大きいはずです。

一緒に楽な移乗を頑張ろうという想いや、愛情、「想像力」。

『想像力のなさは、時に相手を傷つける』

という言葉を聞いたことがあり、印象に残っていました。

想像力、かなり大切だと思いました。

あとは、技術面は先輩に聞いて情報を集めたり、ユーチューブやネットで調べて勉強してください。

その後ゆっくり耐えながら休んでから、上半身の姿勢と向きを変えてみました。

なんだか、寝返りができるまであと少しな感じ。

やったー!!!

最後、

「悪い一日」にしなかった。

嫌な思い出よりも良い思い出の印象^_^

頑張った

で終われたと思う。

よかったです。心からよかったです。

私は、一つずつクリアできると思ってます。

負ける日も、できない日も多いですが、

それも自分。自分が思っているほどADLは高くないんですけどね。

もしかしたら

次の日災害に合うかもしれないし、急変して何か起こるかもしれない。

「明日」が来るとは限らないけれど、

次の日こそ、

昨日できなかったことに勇気を出してトライしてみたり、前向きに考えれてみたりできるはず。

達成に近づく。  〜続く〜

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↑CPMという機械をやっている時の写真を撮りました。少し動くだけで痛い。

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この記事を書いた人

oliのアバター oli クリエイター

心動く瞬間を伝えるライター・デザイナー
疼痛勉強家
CRPS(複合性局所疼痛症候群)にて闘病中
暮らしのあれこれや闘病記録を残しています

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