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誰かの記憶に残る人だった
これまで様々な病院に入院してきました。
私はよく周りから、人徳があるとか親しみやすいと言ってもらえるのですが、どこでも人との関係性には恵まれて、(一部医師を除き笑)別れるときは手紙を書き、ドラマのように最後まで見送ってもらえる…これまでそんな経験をしてきました。
あの人、今どうしているかな?
痛みが和らいでいるといいな
辛いことがこれ以上起きていないといいな
もう歩けるようになったのかな?
リハビリは続けているのかな?
笑っているかな?
らしさを取り戻せたのかな?
ふと思い出してもらえた時に、自分の経過を知ってもらえることをほんの少しの希望に、私はこうして発信を続けているのかもしれません。検索して出てくるというのは、奇跡だし軌跡だし、自分だったら嬉しいです。
なんでこんな話を思い出したかのように今書いているかというと、先日、歌手の優里さんのYouTubeで「介護士100人にサプライズで歌ってきた」という動画を観ました。優里さんは介護福祉士の資格を持っていて、介護職として尽力されていた過去があります。優里さんの過去のエピソードの中で、オムツ交換の話の際にふと自分を振り返るに至りました。
あなたがいないと助けられない人。あなたに助けられている人がいる
この言葉も印象的でした。
マニュアルがあって、どんな人でも同じ手順で進めるのとは違って「人」が表れる職業や活動がこの世にはたくさんあります。私も学生時代から組織で働いていたので分かりますが、スタッフが転職したり、急な出来事が起きたりしても他の人が対応できるような仕組み化は必要です。しかし、どうしてもその人いわゆる「担当者」に依存することが多い気がします。
あの人じゃなきゃ成り立たない/あの人がやめたら事業が成り立たない…だと、サービスや支援の質の担保はもちろん、質の向上にも繋がらず、継続することが難しくなるんですよね。組織で活躍する人は、未来のことまで考えられる。この先関わる出会いや人を大切にする。私自身、そんな考えを持って仕事に復帰したいなと思いました。
あなたには、一期一会の出会いで記憶に残っている人はいますか?
【参考動画はこちら】
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