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世界一キライなあなたに(吹替版)

2020年5月13日

世界一キライなあなたに(吹替版)をみた。

四肢麻痺の男性のヘルパーになった女性の物語。

簡単に感想を言うと、

障害を受け入れるなんて簡単なことじゃないんだよな

と思った。

「僕からみると君は見込みがある

視野を広げるべきだ。

一度の人生、精一杯生きるのが人の務めだ。」

この台詞は

なんだか響くものがあった。

映画 5%の奇跡(吹替版)

はボロボロ泣いたけど

この映画は静かに泣いた。

主人公の女性は、

「半年後に死のうとしてる四肢麻痺の人に、

自殺しないように見張るなんて無理!」

と姉に相談する。

すると、お姉さんは

「死ぬまでに思い出を作ってあげるの。外に連れ出て、もっと生きる楽しみはあるよって教えてあげるの!」

って。

それを聞いた主人公が、

「教えてあげるだけじゃなくて、

彼の決心を変えられるかも!」と気づく。

単純な人だけど、素敵だと思う。

『障害を受け入れられない』

それは、

なぜか。

今日

分かった気がした。

answer

『それまでの人生が最高だったから。』

『こうなる前の人生が

最高だった。』

もう痛みも苦しみも味わいたくない。

好きなように動けない

という苦しみを味わうのはたくさんだよ

分かった。

この映画は観てよかった。

そういえば最近は

夢をみない。

自分が車イスで足が不自由な夢、ね。

身体や頭が痒くて寝付けないし

目が覚める。

どんな状況で毎日頑張っているか、、、それが

訪問看護や相談員の方から

ソーシャルワーカーにも情報が行き届く。

みんな気にかけてくれていると感じる。

兄や、職場の先輩方や、友だち。

何げない会話の中にある愛情。

バイタル問題なし、熱もないし

夕方は

車イスに座った。

泣くのを堪えた。

乗るのが久しぶりすぎて、

うまくいかない&居心地の悪さ&不快な姿勢

もう、、、全てを投げ出したかった。

全てを投げ出したかった。

全てを。

てこずってる

母にイライラし、

しまいには

「スタンダードの自分用の車イスの方がいいかな」なんて言い出した自分。

リクライニングタイプで5分も持たないのに移動する時スタンダードだとどうするつもりだよ笑

悔しくてムカついて、泣いて

最近いいじゃん、トイレ移乗できるようになってきたし大きな進歩じゃんと思っていた自分がまだまだ小さく思えた。

100パーセントを求めると、

介助人ありきのわたしは

イライラしてしまうし、永遠と

ミリ単位で気にしてしまうのだろうと思った。

1週間後、

乗り心地は最悪だけど、

リクライを倒して寝たまま移動して

先生の顔を見て経過を話して帰る。

目的は?

通院もリハビリになるよ?

未来は見えてる?

もういちど落ち着いて振り返ろう。

1日一回はどんなに嫌でもイライラしてストレスでも車イスに乗ろう。

わたしは
ここで終わりじゃない。

一生ベッド上で介護してもらうなんて嫌だ。

変わるには自分が変わるしかない。

いい部分だけじゃなくて、

こういう負のループに引っかかりそうな時もあって当然だと思えるようになりたい。

【備考】
これまでの闘病記録が

労災の療養給付の審査に役立つなんて。

いろんな人の力を借りて、ようやく提出に至ります。

これからも綴りましょう。

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この記事を書いた人

oliのアバター oli クリエイター

心動く瞬間を伝えるライター・デザイナー
疼痛勉強家
CRPS(複合性局所疼痛症候群)にて闘病中
暮らしのあれこれや闘病記録を残しています

コメント

コメント一覧 (3件)

  • けふおさん
    素敵なお仲間さんがいらっしゃるのですね。
    少しずつ前に進める、それは本当だと思います^ ^

  • こんばんは!
    1つでも1日の楽しみが増えてれば
    少し前にすすめませんか?
    私は
    一番酷かった時期に
    相手してくれた奴等に楽しませてもらったお陰で
    今生きてる気がします。

  • こんばんは!
    私も相変わらず精神病院通いですが
    イライラするのは無くなりました。
    私自身
    幼少期が最悪でしたから
    今ある残り時間をなんとなく生きると決めたからだと思います。
    私にとって人生はお釣り
    まぁ
    一生懸命前を向く方に言う事でもありませんが
    たまには気を抜いてくださいね。
    頑張りすぎるのも毒です!

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